店舗併用住宅として使ってきた住まい。
老後の生活を充実させるため、長年続けてきたバイクショップの縮小と、これからの住環境を全面見直す考えに至りました。
特に、ご主人にとって『生涯現役のエンジニア』であるためのライフワークが継続できることが最大ポイントであるため、店舗を最小限で残すこと。
そして1階で生活が完結できる間取り、もちろんバリアフリー化にし、老朽化が進んだ水廻りを見直すなどがご要望でした。

コミュニケーションがとれるキッチン空間にしたい！

手狭だったキッチンを広々空間で来客とのコミュニケーションができる形を希望。
狭い敷地で庭がない環境を克服するため坪庭的空間をつくる事が夢！
親戚を招いての団らんを楽しみたい、生活雑貨を隠せるスッキリと美しい収納を…と、たくさんのご要望がありました。

長年続けてきたバイクショップを縮小することを決意した中、これからの備えもかねて夫婦二人の生活を見直すことになった。
広い店舗の利用、奥にある居間と台所はどの様にしたらよいか。
老朽化の進んだ水廻り設備、さらには段差がある環境。
年齢が70代ということもあり、先々の備えが早急に必要と感じていた。

思いきって大きく見直し、新しい生活の拠点造りを実践。
そして、少しずつでも商売が続けられることが励みになっているので、取引先の方やお得意様との談笑も,新しくできた住まいでもてなすことができる間取りを提案。
また、先々に備え安心して暮らすことができるバリアフリー住宅が実現し、時々遊びに来るご兄弟、ご友人を招いてのおもてなしで元気に過ごせる空間が完成！
シニア世代のご夫婦のたくさんのご要望をかなえ、『オトナの夢をカタチに』した店舗併用型の住まいが完成しました。

天窓から明るい日差しが差し込む、心地よいダイニングスペース

大空間だったバイクショップを縮小して、生まれ変わったＬＤＫ。
天窓のあるリビングの真下にダイニングテーブルを配置したことで、明るい食卓が実現し居心地がよい空間に生まれ変わりました。

既存の排煙窓を再利用し光が降り注ぐリビング。

見せる収納・隠す収納

リビングに設置されている畳ユニットは、腰かけベンチの他、すっきり収納もできて便利！

キッチン周りの収納は小物を飾る棚類のほかに、キッチンバックにはパントリーコーナーをレイアウトし、さらに奥へウォークインクローゼットにつながる間取りで見せる収納と隠す収納を織り交ぜてご提案。

ダイニングの一角に『坪庭的なスペース』

狭い敷地で庭がない環境の中、植物を飾るのが夢だった奥様の希望に応え、ダイニングの一角に小さなスペースを造りました。
まるで、坪庭のような素敵な空間になりました。