2012 全国優秀賞授賞 『新しい光と遊び心に満ちた古民家』 新しい光と 遊び心に満ちた 築１００年の古き良き時代の建物 玄関戸を開けて広がる、壮観な空間。框の下の引違い戸の収納はあえて残しました。 小さな空間も無駄にしない、昔ながらの工夫がしのばれます。 ■リファイン大賞 2012年 グランドリフォーム部門 「全国優秀賞」 築約100年の古民家。間仕切りはほとんどが板戸で、田の字型で配置されてる座敷は10畳以上という大きな建物。 部屋が大きい割合に、居間、台所はかつての囲炉裏のあった土間を数十年前に改築していおり、居間と台所では約20センチの段差があり狭く使いにくい状況でした。 玄関は家の顔、訪れる人を迎えるにふさわしい外観にこだわりたい… 玄関戸も高さ１５センチほどの土台をまたいでの出入りに、ご高齢のご両親も不便を感じていました。 来る人を迎えるにふさわしい、外観にもこだわりたいと希望されてました。 玄関ポーチ Before １５センチほどの土台 玄関ポーチ After 家の顔、玄関は外壁も一新し、 土間部分には石張りにリフレッシュ。 季節の花で彩りを… 鬼瓦と碾臼、玉砂利でポーチの一角にも和の風情を演出… イメージ 『古民家 本来の風合い』を活かすリフォームが課題！ リフォーム前、約１０畳の広さがある玄関ホール内部の照明は電球一つ。 壁の色もくすんでいて、全体的に薄暗い印象でした。 建物全体に光が入りにくいため、昼間でも電灯が必要な状態でした。 古い建物が持つ 風合いや良さを最大限に活かしながら、明るく機能的に、使い勝手良いリフォームを希望されてました。 玄関 Before 玄関 After 壁は珪藻土、梁と建具は洗浄して再塗装仕上げ。収納下 足元間接照明 大きく曲がった梁が特徴的な玄関ホール。 広くありながらも、暗く閉塞感のあった既存の状態でした。 そこから大きく変えたことは、外部からの光の取り込みと、照明計画を工夫したことです。 さらに、仕上げ素材とカラー選択も良く吟味しました。 課題であった、古民家の持つ本来の姿、『風合いを活かすリフォーム』に沿って、 より一層、 格調高い空間へと変身させました。 広い空間が魅力の玄関ホール、待望の “古民家ギャラリー” が実現！ 作品を照らすスポット照明 ご両親の趣味である 『陶芸』と『書道』。 作品のディスプレイができる絶好の場所となりました。 作品鑑賞におあつらえ向きな 広いホールは古民家ギャラリー 高い天井を照らすアッパーライト 段差を解消し、暖かなリビングで 家族団欒ができたら…最高！ 居間 Before 居間、台所はかつての囲炉裏のあった土間を数十年前に改築していおり、居間と台所では約20センチの段差がありました。 収納不足とレイアウトの不便さから、家電や日用雑貨が混在し片付けしにくい状況。 南側でも冬場の冷え込みは厳しく、結露に悩まされていました。 ＬＤＫ After 段差の解消と、家族の様子が一望できるアイランド型のキッチンをご提案。 南側の掃き出しサッシから、庭が眺められ、 四季折々の花々の様子が楽しめます。 “光と風の取り込み”と、 “ストーブを囲んでのくつろぎスペース” を設けました。 そして、中央に食卓テーブルを配置し 家族のだんらんを重視した空間をご提案しました。 ご提案イメージパース “古いものを再利用” は古民家リフォームの鉄則、その精神を忘れず反映 ご主人様念願のペレットストーブ 大きな梁と柱に支えられる安心感 廊下への明り取りは、建具で工夫。ＦＩＸ窓も設置 廊下への明り採りのＦＩＸ窓も設置。 大きな梁と柱が象徴的な空間に広がりを感じます。 キッチンに立つと、リビング全体が見渡せ、 家族のコミュニケーションが図れます。 ご提案イメージパース 再利用の間仕切り建具を開けると１０畳和室が 隣接してるので、来客時も安心。 再利用した帯戸 トイレ 洗面室 入り口 昔ながらの帯戸も補修と復元。 枡格子を共通のデザインとして統一感を出しました。 間仕切り建具は、ほとんどと言っていいほど補修して再利用しています。 ＊「安政時代の古民家」の事例はこちらから＊ 充実した機能と、『遊び心』 を持たせた水廻りが楽しい空間に！ バスルームは酸素浴 美泡湯を採用。 新しく配置した水廻りには、構造的にとれない 梁をプランニングに活かし、 “坪庭的な開放部分”を設けました。 外に面する建具は光のコントロールが可能な 『無双窓』が特徴的。 窓を開けて広がりを感じることができます。 浴室で閉塞感を感じない工夫と遊び心 を形にしました。 モザイクの石と珪藻土での壁画 ↑ 坪庭的開放部分に、遊び心いっぱいの壁を作りました。モザイクの石と珪藻土で描いた壁画が、浴室の窓越しに見えるのがポイント！ ↓ 光のコントロールが可能な『無双窓』 ↓洗面室に隣接した家事コーナー、たっぷり収納と、広い作業台を配置し、アイロンがけなど多目的に利用可能！ 収納たっぷり家事コーナー付き洗面室 飾り棚コーナーと復元した帯戸 ゆとりのトイレルーム 廊下から、一歩踏み込んだところにトイレを配置。引き戸の建具も風情ある帯戸にし、控壁には小さな飾り棚コーナーを設け、トイレの入り口と思わせない演出がポイント。 AFTER BEFORE ■戸建てリフォーム ■岡谷市 Ｈ様邸 ■施工期間 約120日間 ■木造戸建 築約100年 ■工事面積 105m2 ■工事費総額 約1550万 ■家族構成 大人4人 子供一人
玄関戸を開けて広がる、壮観な空間。框の下の引違い戸の収納はあえて残しました。
小さな空間も無駄にしない、昔ながらの工夫がしのばれます。
■リファイン大賞 2012年 グランドリフォーム部門 「全国優秀賞」
築約100年の古民家。間仕切りはほとんどが板戸で、田の字型で配置されてる座敷は10畳以上という大きな建物。
部屋が大きい割合に、居間、台所はかつての囲炉裏のあった土間を数十年前に改築していおり、居間と台所では約20センチの段差があり狭く使いにくい状況でした。
玄関は家の顔、訪れる人を迎えるにふさわしい外観にこだわりたい…
玄関戸も高さ１５センチほどの土台をまたいでの出入りに、ご高齢のご両親も不便を感じていました。
来る人を迎えるにふさわしい、外観にもこだわりたいと希望されてました。
玄関ポーチ Before
１５センチほどの土台
玄関ポーチ After
家の顔、玄関は外壁も一新し、
土間部分には石張りにリフレッシュ。
季節の花で彩りを…
鬼瓦と碾臼、玉砂利でポーチの一角にも和の風情を演出…
イメージ
『古民家 本来の風合い』を活かすリフォームが課題！
リフォーム前、約１０畳の広さがある玄関ホール内部の照明は電球一つ。
壁の色もくすんでいて、全体的に薄暗い印象でした。
建物全体に光が入りにくいため、昼間でも電灯が必要な状態でした。
古い建物が持つ 風合いや良さを最大限に活かしながら、明るく機能的に、使い勝手良いリフォームを希望されてました。
玄関 Before
玄関 After 壁は珪藻土、梁と建具は洗浄して再塗装仕上げ。収納下 足元間接照明
大きく曲がった梁が特徴的な玄関ホール。
広くありながらも、暗く閉塞感のあった既存の状態でした。
そこから大きく変えたことは、外部からの光の取り込みと、照明計画を工夫したことです。
さらに、仕上げ素材とカラー選択も良く吟味しました。
課題であった、古民家の持つ本来の姿、『風合いを活かすリフォーム』に沿って、
より一層、 格調高い空間へと変身させました。
広い空間が魅力の玄関ホール、待望の “古民家ギャラリー” が実現！
作品を照らすスポット照明
ご両親の趣味である
『陶芸』と『書道』。
作品のディスプレイができる絶好の場所となりました。
作品鑑賞におあつらえ向きな
広いホールは古民家ギャラリー
高い天井を照らすアッパーライト
段差を解消し、暖かなリビングで 家族団欒ができたら…最高！
居間 Before
居間、台所はかつての囲炉裏のあった土間を数十年前に改築していおり、居間と台所では約20センチの段差がありました。
収納不足とレイアウトの不便さから、家電や日用雑貨が混在し片付けしにくい状況。
南側でも冬場の冷え込みは厳しく、結露に悩まされていました。
ＬＤＫ After 段差の解消と、家族の様子が一望できるアイランド型のキッチンをご提案。
南側の掃き出しサッシから、庭が眺められ、
四季折々の花々の様子が楽しめます。
“光と風の取り込み”と、
“ストーブを囲んでのくつろぎスペース”
を設けました。
そして、中央に食卓テーブルを配置し
家族のだんらんを重視した空間をご提案しました。
ご提案イメージパース
“古いものを再利用” は古民家リフォームの鉄則、その精神を忘れず反映
ご主人様念願のペレットストーブ
大きな梁と柱に支えられる安心感
廊下への明り取りは、建具で工夫。ＦＩＸ窓も設置
廊下への明り採りのＦＩＸ窓も設置。
大きな梁と柱が象徴的な空間に広がりを感じます。
キッチンに立つと、リビング全体が見渡せ、
家族のコミュニケーションが図れます。
ご提案イメージパース
再利用の間仕切り建具を開けると１０畳和室が
隣接してるので、来客時も安心。
再利用した帯戸 トイレ 洗面室 入り口
昔ながらの帯戸も補修と復元。
枡格子を共通のデザインとして統一感を出しました。
間仕切り建具は、ほとんどと言っていいほど補修して再利用しています。
＊「安政時代の古民家」の事例はこちらから＊
充実した機能と、『遊び心』 を持たせた水廻りが楽しい空間に！
バスルームは酸素浴 美泡湯を採用。
新しく配置した水廻りには、構造的にとれない
梁をプランニングに活かし、
“坪庭的な開放部分”を設けました。
外に面する建具は光のコントロールが可能な
『無双窓』が特徴的。
窓を開けて広がりを感じることができます。
浴室で閉塞感を感じない工夫と遊び心 を形にしました。
モザイクの石と珪藻土での壁画
↑
坪庭的開放部分に、遊び心いっぱいの壁を作りました。モザイクの石と珪藻土で描いた壁画が、浴室の窓越しに見えるのがポイント！
↓
光のコントロールが可能な『無双窓』
↓洗面室に隣接した家事コーナー、たっぷり収納と、広い作業台を配置し、アイロンがけなど多目的に利用可能！
収納たっぷり家事コーナー付き洗面室
飾り棚コーナーと復元した帯戸
ゆとりのトイレルーム
廊下から、一歩踏み込んだところにトイレを配置。引き戸の建具も風情ある帯戸にし、控壁には小さな飾り棚コーナーを設け、トイレの入り口と思わせない演出がポイント。